糖尿病の最新医療機器

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糖尿病の最新医療機器

○持続インスリン皮下注入「インスリンポンプ」
体内でほとんどあるいは全くインスリンを作ることのできない1型糖尿病の人にとってインスリン注射は欠かすことができない。
健康な人は一日を通して少量のインスリンを分泌する。また食事をとると血糖値が極端に上がらないようその都度インスリンを分泌する。
1型や重度の糖尿病の人はこの状態をつくるために長時間効果のあるインスリンを1回、さらに食事の前に1回ずつの1日に4回注射をうつことになり、インスリンポンプを使用する。

インスリンポンプは、本体にインスリン製剤が入るポンプと注入時間や量などを設定する装置が入っており、チューブを通して腹部に装着した装置からインスリンを挿入する。
インスリンポンプには、急激な運動による低血糖などをおこさない設定を入れることができる。(たとえば30分ごとに少量ずつインスリンを注入することで健康なひとの状態に近づけ、運動する時間を装置に入力してその時間だけインスリン量をへらして注入するように設定する。)また暁現象を防ぐのにも役立つ。

○持続血糖モニタリングシステム
従来の血糖自己測定は一日に数回指先から血液を採取して行う。このモニタリングシステムでは、24時間値を記録できるので、自己測定で見逃されていた値をチェックできるようになる。

これらの機器は、金銭的負担も大きく、機器の操作を覚えるひつようがある。しかし、生活の自由度が増し、より安定した血糖コントロールがかのうになる。

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