糖尿病の注射「インスリン注射」

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糖尿病の注射薬「インスリン注射」
インスリンとは、すい臓から分泌される血糖値をさげるホルモンのことである。インスリン注射は、インスリンの不足や弱まった効果をおぎなうためにある。食事によって血糖値が上がると健康な人は自然とインスリンが分泌されて血糖値を調整しているが、糖尿病の人はインスリン量が不足していたり、効き目が弱かったりして、血糖値が下がらない。よってインスリン注射は、三度の食事の直前にうつようにする。

注射して10分から20分で効果があらわれ、1~2時間でピークに効果があらわれる。だんだん弱まってくるが、効いている時間は5時間ほどなので、おおよそ次の食事の時間まで効いている。
超即効型インスリンと呼ばれている。

一般の人は、少ないけれども一定の量はインスリンが分泌されている。しかし糖尿病ではこうした働きができないため夜寝ている間にも血糖が増え続けてしまう。なので検査をすると朝食の前の血糖値が高いことが多い。夜寝る前には24時間効果の続く、持効型インスリンをうつ。しかし、1日に4回の注射を打つことは、個々の生活スタイルにあわなかったり血糖値の動きも違ったりして、打つのが難しい場合、飲み薬との併用で注射の回数を減らすことができる。

インスリン注射のメリット
食事や内服薬での回復させる場合、その方法を続けているとすい臓がインスリンを絞り出し逆にすい臓に負担をかけてしまうこともある。インスリン注射をすることですい臓を休ませることになり、インスリン分泌の力が回復する場合もある。

GLP-1受容体作動薬
GLP-1とは食べ物が小腸を通るときにでるホルモンで、すい臓にインスリンを出すように命令する。GLP-1は、正常な人でもでてくると、すぐに分解される。糖尿病の人はGLP-1の効果が少なく、すぐに消失してしまうため、すい臓がインスリンを十分にインスリンを出す命令を伝えることができない。そこで、すい臓にGLP-1と同じ働きをする物質を結び付けインスリンを分泌させる。

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GLP-1受容体作動薬のメリット
この薬は、正常な人と同じような状態でインスリンの分泌を促すため、インスリンが多すぎることでおこる低血糖になりにくく、血糖を上げる物質の働きをおさえる効果もある。
また、食欲をおさえて食べ過ぎを改善し、体重を減らす効果もある。1日に1~2回の注射でよいが、週1回のものもある。

注射を打つ際の約束
「決められた時間や薬の量を守る」

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